一般社団法人 全国心理業連合会(全心連)

Japanese Organization of Mental Health and Educational Agencies

全国心理業連合会からのお知らせです

2025年1月9日-11日、全心連ウクライナ「心のケア」交流センターが「TOKYO DIGICONX」でデジタルを活用した子どもの心のケアを紹介

 一般社団法人全国心理業連合会(全心連)が運営する全心連ウクライナ「心のケア」交流センターは、2025年1月9日-11日に「TOKYO DIGICONX ~TOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールド~」に出展し、デジタルを活用したウクライナの子どもの心のケアについて紹介しますのでお知らせします。

■背景・目的
 全心連では2022年5月に、ウクライナから避難されてきた方々の心のケアを目的としてウクライナ「心のケア」交流センターを設立し、1500名以上のウクライナの方が登録をされるまでになりました。侵攻から間もなく3年、ウクライナ本国での戦争がいまだ終わりが見えない中で、ウクライナ避難民の方は心の痛みを抱えながら生活しています。特に、戦争が長期化することで発達期における子どものメンタルの悪化が懸念されています。2023年・2024年、2月に行ったウクライナの方へのメンタルヘルスアンケートでも、2024年2月の方がメンタルの状態が悪化したことが分かっています。
 2018年3月より国や自治体で導入されてきたSNS相談において、全心連公認プロフェショナル心理カウンセラーが多くの子どもたちの相談を受けてきた知見を活かし、全心連ではAI専門家と連携して、AIカウンセリングの開発に取り組んでいるところです。
 今回、全心連が加盟する一般社団法人デジタル田園都市国家構想応援団の一員として、「TOKYO DIGICONX」においてAIを活用したウクライナの子どもたちの心のケアの取り組みをご紹介することになりました。AIカウンセリングを多言語展開することにより、居住地に関係なく24時間母国語で相談ができ、より多くの子どもたちのサポートを行うことができます。また、ウクライナ支援として行ってきた、メタバース内でウクライナの子どもたちが制作したデジタルアートもご紹介いたします。全心連ウクライナ「心のケア」交流センターでは、デジタルを活用したウクライナ支援を拡充し、プロフェッショナル心理カウンセラーと一緒に、ウクライナ避難民の心のケアを続けて参ります。

■1月11日(土)クリエイティブステージでAIカウンセリングを紹介

 「TOKYO DIGICONX」において、「カウンセリング×デジタル」で子どもたちの心のケアについて出展することに加え、1月11日(土)には、クリエイティブステージでプレゼンテーションを行います。デジタルを活用した、ウクライナの子どもたちの心のケアの取り組みとして、AIカウンセリングやメタバース、VRなどの支援についてご紹介します。

<TOKYO DIGICONX>
開催期間:2025年1月11日(土)10:30~
東京ビッグサイト 南3・4ホール クリエイティブステージ
https://xr-meta-biz.tokyo/

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